【結婚式の動画撮影】ゲストに頼む際の注意点と5つの撮影ポイント

演出

結婚式の動画の撮影を列席のゲストである友人や親族に頼もうと考えている方はいませんか?

結婚式が終わった後に思い出を振り返ることができる動画撮影。

写真とは違い、実際のスピーチや余興なども動きや音声付きで楽しめるため、記録に残される方も多いですが、撮影の仕方によっては全く意図していない仕上がりになってしまう可能性もあります。

そこで今回は、結婚式の動画を列席ゲストに頼む際の注意点と5つの撮影ポイントをご紹介していきます。

5つのポイントはこちら、

  1. アングル
  2. 進行の把握
  3. 音声
  4. 暗転シーン
  5. 編集

ぜひ、最後まで読んでいただき最高の動画を残していきましょう。

この記事を書いた人
  • ゲストハウスの元プランナー
  • プランナー歴12年
  • 1,000組以上の式に携わる
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結婚式で依頼する動画撮影の相場

プロに頼む動画撮影

結婚式では、写真を写すカメラマンの他にオプションで動画の撮影を依頼することもできます。

写真とは違う面で動きのある映像を残せるため、撮影をお願いしたい新郎新婦さまも多いかと思いますが、費用もそれなりにかかってきます。

動画の撮影を式場で依頼した場合の相場は平均で15万円くらいになります。

結婚式の費用を考えると決して安くはない金額ですがプロが撮影するメリットはたくさんあるのでプロとの撮影の違いと、ゲストが撮影する際の注意点をご紹介していきます。

プロの撮影とゲスト撮影の違い①アングル

挙式中のビデオアングルの違い

まず、プロのビデオマンとゲストの撮影では撮影をするアングルに違いがあります。

特に撮影の違いが出る部分は挙式中になります。

挙式中は、新郎新婦さまはほとんど聖壇の方を向いているのでゲストから見ると後ろ姿がメインになります。

プロのビデオマンのみ、挙式の妨げにならないよう聖壇側からの撮影が許可されているため、新郎新婦さまを正面から撮影することができます。

また、挙式中は立っての撮影が禁止されている式場が多いのでゲストが撮影する際は撮影できるアングルが限られてきます。

指輪交換の手元のアップのシーンや署名のシーンなどは、ゲストの撮影では難しくなります。

それを踏まえた上でゲストに撮影をお願いするか検討をしていきましょう。

POINT

ゲストに撮影をお願いする際は、前の方の席でバージンロード側からの撮影をお願いしましょう

プロとゲストの撮影の違い②進行の把握

大切なシーンの撮り逃しがないよう注意

プロのビデオマンは式場スタッフと一度進行の確認チェックを行います。

どのタイミングでどの演出に行くかが全て頭に入っているので大切なシーンを撮り逃すことがありません。

また、演出が行われる際の立ち位置や入場場所も全て把握しているので、先回りして1番ベストなポジションで新郎新婦さまをおさえてくれます。

ゲストに撮影をお願いする際も1つ1つのシーンを取り逃がしなく撮影してもらうためには、挙式や披露宴の進行を把握してもらう必要があります。

いつ・どのタイミングで・どの場所で・何の演出をするか

これをしっかりと伝えておくことが大切になります。

POINT

ゲストに撮影をお願いする際は、事前に当日の進行表を渡しておき大切なシーンの撮り逃しがないように打合せをしよう

プロとゲストの撮影の違い③音声

大事な音声が全然聞こえない!?

プロの使うビデオは勿論機能が良いものを使用しているため、映像の鮮明さに違いがあるのは当然ですが最も違いがあるのは音声になります。

一般的に普及しているビデオカメラは音声がビデオカメラ本体についているため、撮影する際に近くにいる人の声が1番大きく入ってしまいます。

そのため、友人からのスピーチや余興などを離れた場所から撮影した場合、音声が聞こえにくく、尚且つ近くのゲストの声が入ってしまいます。

そうなると、せっかく楽しみにしていたシーンの音声が全然聞こえないという事態が発生してしまいます。

そうならないためにも撮影中のポジショニングがとても重要になってきます。

祝辞や、友人スピーチ、余興などはしっかりと撮影場所を確保し音声を拾ってもらうことがとても大切になります。

POINT

ゲストに撮影をお願いする際は音声にも配慮をした撮影をお願いしましょう

プロとゲストの撮影の違い④暗転シーン

真っ暗で何も映っていない

結婚式では、照明の暗転が多くあります。

演出ムービーを上映する際や、お色直しのキャンドルサービス、余興や、新婦手紙など、そのシーンにより会場の照明が暗くなったり明るくなったりします。

プロのビデオマンであれば、すぐに会場の照明に合わせて撮影モードを設定をできるのですが、一般の方だと何回も変わる照明の暗転に対応できず、真っ暗で新郎新婦が全く見えないという事態になりかねません。

せっかくの大切なシーンに画面が真っ暗だと撮影をした意味がありません。

先ほどの、進行を把握してもらうのと合わせて照明の暗転も撮影をお願いする際にはしっかりと伝えておく必要があります。

POINT

ゲストに撮影をお願いする際は事前に照明の暗転に対応してもらえるよう設定の把握をお願いしておきましょう。

プロとゲストの撮影の違い⑤編集

見やすい動画への編集

プロに動画の撮影を依頼した場合、撮影後の編集もきっちりと行い動画を納品してくれます。

動画が編集してあることで見やすさは勿論、シーンごとの区切りもしっかりとしているため、大事なシーンがひとつずつ際立ちます。

ゲストが撮影をした場合は、撮りっぱなしのものをそのまま見ることになるので歓談シーンなどダラダラと続く時間もでてきてしまいます。

また、プロのビデオマンはその歓談時間を使ってゲストに新郎新婦さまへのメッセージなどをもらってくれます。

ゲストからのメッセージをもらうことで演出のない時間も見ていて楽しい動画になります。

編集の違いもプロとの差が大きく出てきます。

POINT

ゲストに撮影をお願いする際は、歓談時間に他のゲストや親御さまからのメッセージなどをいただくようにお願いしてみましょう

ゲストへの撮影をお願いする注意点

披露宴を純粋に楽しめない

5つのポイントを紹介してきましたが、動画撮影はものすごく労力を使います。

披露宴中は演出が次々あるため、料理を楽しむ暇もなく撮影を頼まなくてはいけません。

そのため、撮影をお願いしたゲストには純粋に結婚式を楽しんでもらうことが難しくなります。

がっつり撮影をお願いする場合は、ご祝儀の受け取りを断るか、撮影のお礼金を包むようにすることがおすすめです。

また、撮影の仕上がりに不備があっても仕方がないと最初から腹をくくってお願いをするようにしましょう。

【結婚式の動画撮影】ゲストに頼む際の注意点と5つの撮影ポイントまとめ

動画撮影をお願いする際はマナーを守って頼もう

いかがでしたでしょうか。

動画の撮影は思った以上にゲストへの負担になってしまいます。

きちんとした思い出を残したい場合は、多少料金はかかってもプロにお願いすることをおすすめします。

結婚式が終わった後も一生手元に残るものになるので慎重に決めて後悔しないようにしていきましょう!

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プレ花嫁専用ブログ

ブログをご覧いただきありがとうございます。

このブログでは12年間ウェディングプランーをしていた経験を活かして、結婚式を控える花嫁さんや結婚式の準備中の花嫁さんに役立つアイディアや、現場にいたからこそ伝えられる結婚式を挙げる上でのポイントなどを書いています。

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