結婚式の引出物はゲストへのお礼や感謝を伝える部分になり、ゲストが新郎新婦の結婚式に対する『おもてなし評価』をするポイントと言っても過言ではありません。
この選び方を間違えてしまうと、『適当につけられた』『誠意がない2人』と思われかねません。
逆に、引出物をゲストに応じて選ぶと、『ゲストのことを考えている』『心遣いのある2人』という印象を与えます。
そこで今回は、実際に12年間プランナーをしてきた中で聞いた引出物に関する生の声と共に、がっかりさせないための引出物の選び方のポイントをご紹介していきます。
ぜひ、最後まで読んでいただき引出物選びの参考にしてみてください。
ひどい引出物とは?
ゲストによって変わるひどい引出物の内容
まず、『ひどい引出物』とは具体的にどのような引出物なのか。
先ほど、ゲストの背景を見ずに引出物を選ぶのはNGとご紹介をしましたが、ひどい引出物とは、もらうゲストによって内容が変わります。
わたしは、12年間プランナーとして引出物の打ち合わせをしてきた中で、新郎新婦さまや親御さま、ご家族の方から、頂いた引出物で『嬉しかったもの』や、『いらなかったもの』を生の声で何百回と聞いてきました。
その中で共通していたのは、『贈る相手の背景に合わせて選ぶことが大切』ということです。
では、ひどい引出物にならないための『贈る相手の背景』とは何かについてご説明をしていきます。
ひどい引出物の内容①遠方ゲストの場合
ゲストの状況に合わせた引出物選びが重要
最初にご紹介をするのは、遠方の方に重い引出物を渡すということです。
遠方ゲストの場合、帰りは電車などに乗り移動が多くなるため、荷物が重たいとゲストに負担がかかってしまいます。
特に記念品には注意が必要で、『鍋』や『食器セット』のような記念品は持ち運びが大変になります。
どうしても引出物が重たくなってしまう場合は、郵送で手配をしてあげると親切になります。
また、遠方のゲストに賞味期限が早い引出物をつけるのも注意が必要です。
結婚式では賞味期限が早い和菓子も定番の引出物になりますが、遠方ゲストの場合、当日宿泊することや、移動に時間がかかり、到着が夜中近くなることもあります。
そんな時に、賞味期限が当日のものや、1日しかないものがあるとゲストの負担になってしまいます。
遠方のゲストには、なるべき日持ちをするものをお渡しする方がベターになります。
ひどい引出物の内容②一人暮らしのゲスト
1人暮らしではなかなか使わないもの
続いてご紹介をするのは、1人暮らしの男性につける引出物について
男性の1人暮らしの場合、セットの食器などをいただいてもあまり使わないことが多く、『実家に置いてきた』『食器棚にしまいっぱなしになっている』という方も多くなります。
また、自炊をするかにもよって変わってきますが、ドレッシングなどの調理関係のものが多いと使いきれないという意見も多くありました。
女性の友人には、食器や調味料などを贈ると喜ばれることも多いですが、あまり料理をしないゲストに贈る場合には注意が必要になります。
逆に、ハムやソーセージの詰め合わせセットなど、調理しなくてもすぐに食べられるものは男性友人に人気がありました。
男性と女性の友人で引出物の中身を変えるのも一つの手になります。
ご友人の生活状況に合わせて引出物を選んでみてください。
ひどい引出物の内容③ご祝儀とのズレ
引出物とご祝儀は釣り合いが大事
引出物で最も大事と言っても過言ではないのは、ご祝儀とのバランスです。
ゲストの不満として最も多いのが、『ご祝儀に対して引出物がしょぼすぎる』という点になります。
通常、いただくご祝儀に合わせて料理・引出物を決めていきます。
例えば友人の場合ご祝儀が3万円だとして、この3万円の中に
- 料理
- ドリンク
- ケーキ
- 引出物
をおさめるようにしていきます。
『結婚式がご祝儀でまかなえる』という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、それは、料理や引出物分をご祝儀でカバーできるからということになります。
なので、料理や引出物を安くすればするほど、新郎新婦さまにとってはプラスになるので『黒字結婚式』とも言われます。
しかし、ゲストにはしっかりと『ケチったな』ということが伝わってしまうのも事実・・。
特に引出物は、各結婚式場で内容に差がないので、何度も結婚式に出ている方だと金額をケチったのがすぐにバレてしまいます。
豪華すぎるまではいかなくても、必要最低限のマナーはあります。
また、予算が厳しい場合でも、引出物を安く見せないための選び方のコツもあります。
特に、結婚式に招待する方は、今後も深い親交がある方になるので、ここで亀裂を生じさせないように引出物をつけていきましょう。
ひどい引出物の内容④中身の差
ゲストへの配慮が大事
最後にご紹介をするのは、引出物の中身の差です。
先ほどもご紹介をしたように、ご祝儀の内容によって引出物も変わるので、会社関係、親族、友人で内容は変わってくるのですが、ここで気をつけたいのは『差を分からせないこと』になります。
親族と友人の引出物の中身が違うことは、誰もが承知のことだとは思いますが、あまりにも持ち帰り用の袋の大きさが違うと、友人にはケチったのかな?とも思われかねません。
また、友人間で引出物の中身を変える場合も、商品によっては大きさが変わってくるため、配慮が必要になります。
引出物を入れる袋は、なるべく全員同じ大きさのもので揃えるようにするのがベターです。
ゲスト全員が気持ちよく、結婚式を過ごせるように配慮していきましょう。
どんなゲストにも喜ばれる最強引出物とは
送る相手を選ばないオンラインギフト
ここまでNGの引出物の選び方についてご紹介をしてきましたが、では一体どのような引出物を送ればいいのか。と悩まれている方もいるかと思います。
そこで、どんなゲストにも喜ばれる万能引出物をご紹介していきます。
それが、今すぐ贈れるソーシャルギフトは【ギフトパッド】 になります。
カタログギフトは今や結婚式では定番の引出物になりますが、こちらはカタログギフトの進化版で、冊子ではなくオンラインで商品を選び購入できるギフトになります。
また、商品がカテゴリ別に分けられているため、男女で項目を変更することができます。
女性には『コスメ』や『スイーツ』男性には『食べ物』など、それぞれのゲストが喜びそうなコースをチョイスできます。
また、カタログの料金も2千円台〜2万円台まで幅広くあるので、友人・会社・親族と内容を変えて選んでいただけます。
従来のカタログギフトは、商品の持ち運びがなくゲストの好きなものを選んでもらえる手軽さが人気でした。
しかし、このギフトパッドはカタログすら持ち運びをしなくてよく、ゲストがわざわざハガキをポストに投函する手間もかかりません。
ギフトの送り方が2パターンあり
- メール・SNSで贈る
- カードで贈る
この2つから選ぶことができます。
SNSで送る場合、LINE・twitter(現X)・ FaceBookの中から送ることができるので、面倒な作業がなく相手に送ることができます。
結婚式の引出物は自分たちで手配をしようとすると『持ち込み料』が発生してしまいます。
しかし、こちらの商品であれば、引出物袋に入れる必要もないので、持ち込み料も一切かかりません。
ゲストの荷物負担も減らすことができるので、まさに一石二鳥の最強引出物になります。
また、ギフトを送る際にメッセージや動画を一緒に送ることもできるので、結婚式の写真やムービーなどをあわせてゲストにお渡しすることができます。
あとは、好みのデザインを選んで送るだけ。
とても現代的で、ゲストの方もそのままアクセスをして注文ができるので、負担なく手軽に好きな物を選んでもらうことができます。
携帯やパソコンがないご年配の方などには従来のカタログギフトも送ることができるので、臨機応変に変えていただくことができます。
ゲストの引出物に迷われている方は、ぜひこちらのギフトパッドをつけてみてはいかがでしょうか。
【結婚式の引出物がひどい!】ゲストをがっかりさせる選び方とはまとめ
ひどい引出物なんて言わせない!
いかがでしたでしょうか。
引出物の選び方1つで、結婚式の印象が左右されてしまうことがあります。
せっかくいい式を挙げても、引出物がひどいと思われてしまうと、全てが台無しになってしまいます。
ゲストに合わせた引出物を選び、満足度を上げていきましょう。
プレ花嫁専用ブログ
ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは12年間ウェディングプランーをしていた経験を活かして、結婚式を控える花嫁さんや結婚式の準備中の花嫁さんに役立つアイディアや、現場にいたからこそ伝えられる結婚式を挙げる上でのポイントなどを書いています。
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