式場選びで迷っているとき、比較対象となる中にはそれぞれの式場の見積もり料金があると思います。
比較すると総合計で料金の差は分かりますが、
見積もりの総合計だけを見てどちらの式場にするかを決めるのは大変危険です。
見積もりの出し方は式場で異なるため、一見安く見える見積もりにも思わぬ落とし穴があったりします。
そこで今回は見積もりの総合計だけにまどわされない、見積もりを比較する際に見ていくポイントを解りやすくご紹介していきます。
見積もりで比較する際に必ず見て欲しい項目は4つ、
- 挙式料金
- 衣裳小物
- 料理のランク
- 引出物の世帯数
これを読めば、各式場の見積もりの比較を正確に行うことができ、見積もりから最終的な請求額が増えるのを防ぐことができます。
ぜひ最後まで読んでいただき、賢くお得に結婚式を挙げていきましょう。
式場ごとに見積りの出し方が違う罠
そもそも書式が異なるため比べにくい
結婚式場の見積もりは式場によって出し方に違いがあり、比べようにも見方がよく分からない。
なんてことはありませんか?
わたし自身も色々な式場の見積もりを持ってきた新郎新婦さまから、そのような相談を受けたことが何度もあります。
実際に各式場の見積りを見せてもらうと、見積りのフォーマットも違えば、入っている項目名も式場によってバラバラになります。
そのため、プロから見ても比べることがかなり難しくなります。
それぞれの式場の見積もりを比べるのはとても至難の技になります。
式場によって項目に含まれる内容が違う罠
料金の総合計だけにまどわされないで
見積もりを比べる上で難しいのが、各項目によってどこまでの内容が含まれているのかということです。
例えば各式場で同じ、
挙式料15万円
という項目があったとします。
A社では教会の使用料だけで15万円かかりますが、
B社では教会の使用料の他に牧師料や介添え料など挙式に必要なもの全てが含まれた金額で出ているケースがあるのです。
A社
挙式料 15万円(教会使用料のみ)
B社
挙式料 15万円(教会使用料・牧師料・介添料含む)
この場合、A社では別途、牧師料・介添料がかかるので料金が高くなります。
式場によって、1つの項目の料金の中にどこまでの内容が入っているかが異なるため、各項目には何が含まれているのかを確認していくことが大事なのです。
1つ1つの項目に入っている内容を確認していくのはとても大変だよ〜
全部の内容を確認しなくても4つのポイントを押さえておけば大丈夫!分かりやすく説明していくね
料金記載の違い①挙式料金
挙式内容がどこまで含まれている?
まず、式場によって異なるのが先ほどもご紹介をした挙式料金です。
例えば、
A社
挙式料 150,000円
B社
挙式料 120,000円
牧師料 30,000円
介添料 20,000円
この場合、挙式料金だけを見ると一見A社の方が高く感じます。
しかし、A社が牧師料や介添え料も含まれた料金の場合、合計するとB社の料金が高くなることに気がつきます。
挙式では、牧師や介添えの他にも聖歌隊や生演奏、結婚証明書など必要なアイテムがいくつもあります。
しかし、結婚式に何の項目があるか分からない人からするとこの違いは気づきにくく、違う項目でたくさん埋め尽くされた見積もりからは、何が入っていて何が入っていないかがとても分かりにくいのです。
料金記載の違い②衣裳
前撮りの有無、小物料金の記載
衣裳の項目にも各式場での落とし穴が隠れています。
衣裳といえばドレスやタキシードだけだと思われがちですが、衣裳小物も必要不可欠なアイテムになります。
衣裳小物には、
- 手袋
- ベール
- アクセサリー
- ブライダルインナー
などたくさんの種類があります。
衣裳の持ち込みは基本どこの式場もNGですが、衣裳小物は持ち込みOKな式場が多いため見積もりに入っていないケースも多いのです。
例えば、
A社
衣裳料金 25万円
衣裳総合計 25万円
B社
衣裳料金 25万円
衣裳小物 5万円
アクセサリー 3万円
衣裳総合計 33万円
という2つの見積もりがあった場合、ドレスの金額は一緒ですが、B社は小物やアクセサリーの金額も入っているため衣裳の総合計はA社よりも高くなります。
しかし、本来は衣裳小物が必ず必要になるため、どちらにしろ料金がかかってきます。
この時に、衣裳小物が含まれているから総合計が高くなっていると気が付けばいいのですが、一つ一つ細かく見ていかないとなかなか気づくことができません。
また、衣裳は式場によってデザインも料金幅も異なるので確認が必要です。
総合計が高いと決めつける前に、ドレスの料金幅や多く入っている項目がないかを確認していきましょう。
料金記載の違い③料理
料金だけに惑わされてはいけない項目
料理の項目は見積もりの中でも、金額の割合いを多く締める項目になります。
料理は単価が1万円〜2万円ほどのランクがあり、料理単価かける人数分での計算になるため見積もりで締める金額の割合が大きくなるのです。
列席人数が60名の見積もりで1人あたりの料理単価が5千円違うだけでも、
5,000円×60名=300,000円
30万円の差が出てきます。
この金額にサービス料と消費税が加わると更に金額の差は大きくなります。
そのため、見積もりを比較する上でも料理の項目は慎重に見ていく必要があります。
料理コースのランクは各式場で異なるため、同じ1万円のコースがあったとしても使っている食材や品数は違います。
また、料理コースの最安値の設定も異なるため、
A社
料理 8,000円×60名=480,000円
B社
料理 10,000円×60名=600,000円
このように見積もりが出た場合、A社の方がサービス料や消費税を抜いても12万円も安くなります。
しかし、実際のA社のコースを見て8,000円では品数が少なすぎて満足できず、ランクを上げることにした場合、A社の次のランクが12,000円になると、今度は逆にA社が12万円高くなってしまうのです。
そして、こういうケースは見積もりの段階では気がつかず式場と契約をした後、打合せの段階で気がつくことが多いので取り返しのつかないことになってしまうのです。
料金記載の違い④引出物
世帯人数が同じ数かを確認しよう
引出物の項目も各式場によって見積もりの入れ方が異なるので注意が必要です。
列席ゲストが親族、上司、友人の場合はいただくご祝儀の金額が違うため、付ける引出物の料金が変わってきます。
式場によっては、親族、上司、友人と3パターンに分けて入れているところもあれば、間をとった平均金額で入れている式場もあります。
また、親族の引出物は世帯数での計算になるため、世帯数も各式場で計算の仕方が異なるため、見積もりではチェックが必要です。
A社
親族引出物 15,000円×10世帯=150,000円
上司引出物 10,000円×5名=50,000円
友人引出物 8,000円×25名=200,000円
総合計 400,000円
B社
引出物一式 10,000円×30世帯=300,000円
総合計 300,000円
このように列席人数を同じ60名の見積もりでも式場によって引出物の計算式が違うため、10万円もの差が出てきてしまうのです。
引出物の料金は各式場でほとんど変わらないため、あまりにも引出物の項目で金額の差が出ている場合には注意が必要です。
引出物の金額に差がある場合は、料金と世帯数を式場側に伝えて同じ料金設定で入れてもらうようにしていきましょう。
見積もり比較で後悔しないためにおすすめすること
困った時はプロに無料相談
ここまで、見積もりの見方についてご紹介をしてきましたが、なかなか難しいと感じる箇所も多かったかと思います。
自分たちで見積もりの比較が難しいと感じる場合は、ハナユメウエディングデスク でプロに無料相談することをおすすめします。
ハナユメは結婚式相談カウンターの大手で、5年連続顧客満足度1位に輝く安心・安定感がある結婚相談カウンターになります。
結婚式の見積もりの相談はもちろん、自分たちの条件にあった式場選びをお手伝いしてくれます。
第三者が式場選びに入ることで、公平に式場をジャッジしてくれるほか、自分たちでは見落としがちな盲点をプロの目できちんとアドバイスしてくれます。
もちろん、費用は無料気にいる式場がなければ無理に決める必要もありません。
むしろ、ハナユメを通して式場を探すことで、ハナユメ割を適用してもらえたり、キャンペーンを利用すると式場探しをするだけで電子マネーをゲットすることもできます。
見積もりの比較をきちんとして後々、料金が上がるのを防ぎ、さらに豪華な特典もGETしてお得に結婚式を挙げていきましょう。
式場選びで後悔しない!【見積もり比較】で必ずチェックすべき4項目まとめ
正しい見積もりの見かたをマスターして結婚式場を決めよう
いかがでしたでしょうか。
見積もりの比較をしっかりと行うことで、後々の請求額が上がらないための予防をすることができます。
ぜひ、自分たちの理想と希望にあった式場を見つけて素敵な結婚式を挙げていきましょう。
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このブログでは12年間ウェディングプランーをしていた経験を活かして、結婚式を控える花嫁さんや結婚式の準備中の花嫁さんに役立つアイディアや、現場にいたからこそ伝えられる結婚式を挙げる上でのポイントなどを書いています。
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