簡単に実践できる!【バージンロードを綺麗に歩く】3つのコツ

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結婚式にはいくつものシーンがありますが、その中でも新婦のバージンロード入場は新婦さまが初めてゲストの前に姿を現わす、とても大切なシーンになります。

しかし慣れないドレス姿では綺麗に歩くことはおろか、いつも通りに歩くこと自体が難しくなります。

そこで今回は、誰でも簡単に実践できる綺麗にバージンロードを歩く3つのコツについてご紹介をしていきます。

その3つがこちら、

  1. 新婦父の立ち位置
  2. ドレスを蹴るように歩く
  3. 綺麗に見える目線

この3つをマスターするだけで見違えるほど綺麗にバージンロードを歩くことができます。

ぜひ最後まで読んでいただき、素敵なバージンロードシーンを作っていきましょう。

この記事を書いた人
  • ゲストハウスの元プランナー
  • プランナー歴12年
  • 1,000組以上の式に携わる

バージンロードでは新婦父の立ち位置と足に注意

新婦父はドレスを踏みやすい

まず、新婦入場の際に一番気をつけていきたいのが、

新婦さまのお父さまの立ち位置と足です。

これは、バージンロードを歩いている時に新婦さまのお父さまがドレスを踏んでしまい、新婦さまの足がドレスの中でもつれてしまうケースが多いからです。

大抵のドレスは裾が広がっているため、お父さまの足元までドレスの裾がきてしまいます。

そのため、お父さまが歩く際に足をあげてしまうと、新婦さまのドレスを確実に踏んでしまうのです。

これでは綺麗に歩くことの前に新婦さまが転んでしまう可能性も出てきてしまい危険です。

そこでお父さまはまず、新婦さまの立ち位置より半歩前に立ち左足を思い切ってドレスの中に入れてしまいます。

こうすることでドレスの裾のラインも崩さず綺麗な姿で入場をすることができます。

そしてもうひとつコツとして歩く際には足をあげずにすり足で歩いてもらいます。

こうすることでドレスを上から踏んでしまうことを防ぎ、尚且つドレスの中に足があっても問題なくスムーズに歩くことができます。

すり足と聞くと歩きにくそうと思うかもしれませんがバージンロードでは普段の歩くスピードとは違い歩く歩幅も小さいためすり足でも問題なく歩くことができます。

POINT

お父さまは新婦さまの半歩前をすり足でゆっくり歩こう

新婦さまの歩き方を変えるだけで歩きやすさが倍増

ドレスは軽く蹴るようにして歩こう

続いては新婦さまが綺麗に歩くためのコツです。

新婦さまがバージンロードを歩く際に歩き方がぎこちなくなる一番の原因は、

自分でドレスの裾の内側を踏んでしまいドレスの裾を巻き込んでしまうことにあります。

ドレスの裾はどうしても長くなっているので歩いている際に内側の裾を踏んでしまいます。

しかも新婦さまは高いヒールを履いているため、お父さまと同じようにすり足で歩くことができません。

そこで、おすすめをしたい歩き方は、ドレスを軽く蹴りながら歩く

こちらの歩き方になります。

蹴りながら歩くと目立ちそうだし、どの新婦さまもそんな風に歩いているようには見えないと思われるかもしれませんが、

ドレスの中はボリュームを出すために中に空洞になっているパニエを履くので、軽く蹴るくらいでは、周りには全然蹴っていることが分からないのです。

しかし、蹴り方にもコツはあります。

足全体を使って蹴りながら歩くと歩幅も大きくなり不自然になるので、歩く際には膝を軽く曲げてひざ下だけを動かしてつま先で軽く蹴りながら歩きます。

ドレスを軽く蹴りながら歩くことで内側に入り込みやすいドレスの裾を外に押し出すことができるのです。

ドレスの裾を外に押し出すことでドレスの裾に足が絡まることがなくなりグッと歩きやすくなります。

一歩一歩をゆっくりと小さな歩幅で蹴りながら歩いていきましょう。

POINT

パニエの中でドレスを軽く蹴るようにしてゆっくり歩こう

綺麗な入場は目線から演出しよう

今までの家族との時間を思い出しながら歩く

バージンロードを綺麗に歩くための最後のポイントは、

新婦さまとお父さまの歩く際の目線です。

目線なんてまっすぐ正面を見ていればいいんじゃないの!?と思われがちですが

目線に注意するだけで、バージンロードの入場シーンが一気にドラマチックになります。

まず、お父さまは新婦さまの半歩前に立ち、胸を張って目線はまっすぐ正面を見ながら堂々と歩いていきます。

そして新婦さまは、お父さまの半歩後ろに下がりお顔は正面、目線だけを軽く下に斜め45度くらいの位置に目線を落とします。

こうすることでお父さまは一家の大黒柱として新婦さまをリードし堂々とした姿を、新婦さまは伏し目がちの綺麗な雰囲気を出すことができます。

また、新婦さまは慣れないドレス姿でも目線を軽く下に落とすことで、正面を見て歩くよりも格段に歩きやすくなり一石二鳥になります。

POINT

顔は正面、目線だけを一歩先を見るように伏し目がちにしてゆっくり歩こう

簡単に実践できる!【バージンロードを綺麗に歩く】3つのコツまとめ

新婦入場から結婚式ははじまる

いかがでしたでしょうか。

今回は、バージンロードを誰でも簡単に歩けるコツをご紹介してきましたが、一番大切になるのは気持ちになります。

バージンロードは、『今までの新婦が歩んできた道のり』と、いわれています。

バージンロードを歩く時にはお父さま、もしくはお母さまや家族の腕を取り、今までの何十年間の過ごしてきた思い出を一歩一歩丁寧に歩きながら振り返り歩いていきましょう。

バージンロードの扉が開く瞬間はその家族だけの物語があり、その家族だけの景色があります。

歩く前に親御さまにぜひ、

『ありがとう。』

と、いう思いを胸に新郎さまの元へゆっくりと歩いていきましょう。

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