家族婚や少人数の親族だけの会食を考えている方も、『挙式だけは友達にも来て欲しい』そう思っている方も多いのではないでしょうか。
実際に、わたしが担当してきた家族婚の結婚式でも挙式だけはお友達や会社の同僚など招待している方も沢山いらっしゃいました。
しかし、結婚式にだけ招待する場合は、いくつかの注意ポイントがあります。
注意するポイントは3つ、
- 招待状の有無
- 引出物の有無
- お車代の有無
こちらの3つになります。
また、挙式だけ来てもらってすぐに帰ってもらうのは申し訳ないな・・と思う方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、挙式だけにお友達を招待する3つの注意するマナーと合わせて、挙式だけでも盛り上がる演出方法を5つご紹介していきます。
この記事を最後まで読んでいただくと
☑︎式参加者へ注意するマナーが分かる
☑︎式後演出で盛り上がることができる
☑︎式後時間を有効活用できる
以上のメリットがあります。
ぜひ、最後まで読んでいただき参考にしてみてください!
挙式のみでも招待状は必要?
挙式参加者への招待状
まずはじめに、挙式だけに招待をするお友達へ招待状は必要かということですが、結論から言うと、こちらは『時と場合による』になります。
例えば、式だけ来るゲストにもしっかりと引出物を渡したいという場合、数の把握が必要になるので招待状を送るケースがあります。
また、挙式の後に友人を交えた演出を予定している場合も、招待状があった方が人数を把握できるのでオススメです。
※式後の演出内容については、後ほど『式後の演出内容』の項目で紹介をさせていただきます。
ただ、ほとんどの場合は招待状を出さずにメールやLINE、口頭でお知らせするケースが非常に多いです。
特に不特定多数の沢山のゲストを気軽に招待したい場合は、全員の住所を調べて招待状を送るのも難しくなるので
『◯月◯日に結婚式があるのでよければ見に来てください』
というようなお誘いで、来れる方だけ来てもらうケースが多くなります。
また、最近ではWEBの招待状も主流になっているので、WEBで送るのもオススメになります。
挙式のみでも引出物は用意するべき?
挙式参加者への引出物の有無
挙式に参加してもらうお友達への引出物を用意するかも迷われるところかと思いますが、こちらに関しても『付ける場合と付けない場合』両方のケースがあります。
先ほどもご紹介をした、招待状をきっちりと出して招待をする場合、お祝いを持ってきてくれる方も多いため、手土産として1,000円〜2,000円くらいの引出物があると良いかと思います。
逆に招待状を出さない場合は、当日何人のお友達が挙式に来てくれるのかを把握することができないので引出物を用意することが出来なくなります。
しかし、せっかく挙式に来てくれたお友達に何もないのは寂しいので、引出物の代わりに300円〜500円くらいのクッキーや箸置きなどのプチギフトを来てくれたゲスト全員に配るようにしましょう。
こちらは人数の把握ができないため、少し多めに頼んでおく方がベターです。
そのため、数が余っても支障のないものを選ぶことをおすすめします。
挙式のみの場合の交通費負担は?
挙式参加者へのお車代は必要?
挙式だけに来てくれるお友達にもお車代は必要か、コチラに対する回答は『お車代は特に必要ない』になります。
披露宴であれば、お酒を飲むため、タクシーや代行が必要になりますが挙式だけの場合アルコールは出ないのでタクシーや代行の手配は必要ありません。
ほとんどの場合お車代を出さないケースが多いので気にする必要はありません。
よっぽど遠方から呼びたい方がいる場合にのみお車代として負担するくらいで十分です。
ただ、先ほどもお伝えした通り、せっかく足を運んできてくれているので感謝の気持ちと、お礼のプチギフトをしっかりと渡すようにしましょう。
挙式後に盛り上がる演出
挙式だけでも十分盛り上がれる演出
挙式に来てくれたお友達とあまり話す機会がないのは、せっかく招待をしたのにもったいないですよね。
挙式前や挙式中はなかなか来てくれたお友達と触れ合う時間がないので、挙式の後は思いっきり皆で楽しめる演出を取り入れてみてはいかがでしょうか。
式後に取り入れられるオススメ演出が5つ、
- フラワーシャワー
- ブーケトス
- バルーンリリース
- ケーキカット
- フォトタイム
こちらがあります。
実際に挙式後の盛り上がるオススメ演出を1つずつご紹介していきます。
挙式後に盛り上がる演出①フワラーシャワー
ゲスト全員から祝福の演出
まず最初にご紹介をする演出は『フラワーシャワー』です。
フワラーシャワーと言えば、挙式の後にゲストに祝福の意味を込めて新郎新婦さまに花びらを撒いてもらう演出ですが、家族婚の場合ゲストの人数が少なくなるので フラワーシャワーをしないという方も多くいらっしゃいます。
しかし、挙式にお友達が来てくれる場合は花びらを撒いてもらえる人数が増え、華やかさも増すので取り入れることをオススメします。
フラワーシャワーは、花びら以外でも別のアイテムを使って演出を盛り上げることも出来ます。
別のアイテムを使うことでオリジナリティも出るので気になる方は下記の記事も参考にしてみてください。
挙式後に盛り上がる演出②ブーケトス
結婚式の定番演出
ブーケトスと言えば結婚式で定番の演出になりますが、やっぱり盛り上がる演出の1つになります。
花嫁から未来の花嫁へのバトン渡しのようで縁起もいいですし、ブーケをもらう友人も嬉しく、何より華やかさがあります。
参加できる人数が4人以下の場合はブーケを投げるのではなくリボンで結んで引っ張る『ブーケプルズ』をオススメします。
ブーケプルズであれば、キャッチできる人数が少ない場合でも寂しい雰囲気にはなりませんし、リボンで確実にブーケに繋がっているので人数が少なくても落とす心配もありません。
新婦だけではなく新郎側でも、ブーケに変わってブロッコリーを投げる『ブロッコリートス』や、新郎新婦の友人混合で行う『婚姻届トス』などアイテムを変えるとまたオリジナリティもでて盛り上がります。
過去の結婚式にはアフロのカツラを投げる『アフロトス』やチュッパチャップスを使った『チュッパチャップスブーケ』などもありました。
ご友人のタイプにも合わせてアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。
挙式後に盛り上がる演出③バルーンリリース
結婚式感満載の演出
バルーンリリースは結婚式ならではのおめでたさ溢れる演出になります。
しかし、こちらの演出は人数が少ないと盛り上がりに欠けてしまうため、家族婚などではあまり登場しない演出になります。
しかし、挙式に友人が来てくれるようであればゲスト全員でガーデンを使い、開放感ある演出を行うことができるのでオススメです。
挙式後の写真タイムなど一通り終わり、最後の締めで新郎から式に来てくれた友人に感謝の挨拶をした後に全員でバルーンリリースを行うと一気に式後に締まりが出ます。
こちらの演出は50名〜くらいの人数規模で行うのが盛り上がりもありおすすめです。
挙式後に盛り上がる演出④ケーキカット
挙式の後のケーキカット
ケーキカットと言えば、披露宴中の演出をイメージする方も多いかと思いますが、挙式の後に行うこともできる演出になります。
特に家族婚では、ケーキカットをしないという方もいるので、そういう方には式の後に友人たちに見守られながらケーキカットを行うのはいかがでしょうか。
ご友人にとってもケーキカットの演出まであると挙式だけの参列でもセレモニー感が出るのでプチ披露宴気分を味わっていただけます。
ケーキカットをしたケーキをその場で切り分け、ゲスト全員に振る舞い雑談などをしながら楽しいひと時を過ごしていただくこともできます。
その場合、時間配分が気になるかと思いますが、挙式後から会食までの間の時間は大体15分くらいになります。
15分の間にケーキカットをして全員に配るとなると時間が少し短いので、その場合は会食時間のスタートを遅らせることをおすすめします。
もともと家族婚の会食は披露宴と違い祝辞の挨拶や演出も少なくなるため、時間に余裕があります。
そこで会食の時間を15分ほど短くして式後の時間に当ててしまっても全く問題はありません。
挙式に来てくれた友人も、長い時間を一緒に過ごせるので満足度が上がります。
ケーキカットの演出でご友人とアットホームな時間を作ってみてはいかがでしょうか。
挙式後に盛り上がる演出⑤フォトタイム
写真をたくさん残そう
最後にご紹介をするのは、『フォトタイム』です。
もはや当たり前すぎて、演出といっていいほどか分かりませんが、1つだけ言えることはこのフォトタイムの時間が少ないと友人の満足度は下がってしまうことは確かです。
特に挙式にだけ参加する友人は、披露宴がない分挙式の後にしか新郎新婦と触れ合える時間がありません。
せっかく挙式に来たのにバタバタで会話や写真すら一緒に撮れなかったらもちろん残念な気持ちになりますよね。
式後の演出が何もなくても、写真タイムやゲストと触れ合える時間を多く作ることでゲストの満足度は上がります。
フォトプロップスを用意してフォトタイムを楽しんだり、グループ分けで写真を残したりとフォトタイムを充実させてみてはいかがでしょうか。
【挙式のみ友達を招待】注意する3つのマナーと式後オススメ演出5選まとめ
式後に思い出になる時間を作ろう
家族だけの結婚式も素敵ですが、お友達がいる挙式はまた特別な時間になります。
大人になると仲の良い友人全員で集まることが難しくなってきますが、結婚式という人生の節目を機に気心の知れた大切なお友達とまた触れ合うことができます。
人生の新たな出発を大好きな人たちに囲まれて、昔のようにかけがえのない時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
プレ花嫁専用ブログ
ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは12年間ウェディングプランーをしていた経験を活かして、結婚式を控える花嫁さんや結婚式の準備中の花嫁さんに役立つアイディアや、現場にいたからこそ伝えられる結婚式を挙げる上でのポイントなどを書いています。
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