披露宴でのプロフィール紹介を司会者からではなく両親から紹介してもらうことで3倍おもしろく、感動的に伝わるのをご存知でしょうか。
プロフィール紹介の文章は新郎新婦の2人の話をもとに司会者さんが内容をまとめ、読んでもらうのが一般的になります。
その文章を両親に考えてもらい読んでもらうことで披露宴でのプロフィール紹介のシーンがグッと素敵になります。
そこで今回は、両親がプロフィール紹介を行う場合の、
- タイミング
- 内容
- 演出の仕方
こちらをご紹介していきます。
定番の披露宴では物足りないと思っている新郎新婦さまは、ぜひ参考にしてみてください。
なぜプロフィール紹介のシーンはつまらないのか
ゲストの半数が効いていないという実情
よく、プロフィール紹介での打ち合わせ中に司会者さんから
『小さい頃、どのようなお子さまでしたか?』
と質問をされると考え込んでしまう新郎新婦さまがたくさんいらっしゃいました。
その結果、大体の方が、
- おとなしい
- わんぱく
- 泣き虫
などの抽象的な回答になってしまうのです。
披露宴中に紹介をされるプロフィールを聞いていると毎回似たような内容のものばかりでゲストもそれほど興味を示さず半数以上が実際聞いていないという現状があります。
綺麗に当たり障りなくまとめられた文章をただ読むだけでは誰の興味を引くこともできないのです。
そこでご紹介をするのが、両親からのプロフィール紹介になります。
両親からのプロフィール紹介をするメリット
新郎新婦を1番知っている存在
両親から行うプロフィール紹介には2つのメリットがあります。
- 新郎新婦を1番知っているため、内容を具体的に充実させられる
- 両親が出てくることでゲストの興味を引くことができる
こちらの2つが最大のメリットになります。
両親がプロフィール紹介を行うメリットを詳しく紹介をしていきます。
両親がプロフィール紹介を行うメリット①内容を充実させられる
具体的なエピソードを盛り込むことができる
まず、1つめのメリットはプロフィール紹介の内容を充実させられるという点です。
新郎新婦さまとの打ち合わせで聞くプロフィール紹介の内容の場合、エピソードが抽象的になってしまうのと合わせて、自分自身のことになるので内容に面白味がかけてしまいます。
例えば、テレビなどでも芸能人の本性を暴くというような番組で、その芸能人を紹介をされる時に自分で自分のことを話すよりも第三者が出てきてその人とのエピソードを話す方が面白さが出て盛り上がりますよね。
披露宴でのプロフィール紹介も同じで、新郎新婦さまが考えた内容よりも第三者から見た新郎新婦さまを話す方が聞いている方も、そして何よりも本人が楽しむことができます。
両親がプロフィール紹介を行うメリット②ゲストの興味を引ける
1つの演出シーンとして成り立つ
2つめは、両親が登場することでゲストの興味を引くことができる点です。
プロフィール紹介を司会者が行う場合、どうしても型にはまってしまうので聞き流されることが多くなります。
しかし、両親が登場することで注目をされゲストの期待値が一気に上がるのです。
そして、新郎新婦さまを1番知っている両親からプロフィールを紹介することで司会者さんが話すよりもよりも感情移入しやすくなります。
そのため、面白い内容の時は会場に笑いが起き、感動の話では涙を流すゲストもいるのです。
両親がプロフィール紹介を行う場合のベストなタイミング
ゲストが注目しやすいタイミング
両親からのプロフィール紹介を行う場合、紹介をするタイミングは乾杯の挨拶の後をおすすめします。
新郎新婦さまが入場をした後にすぐに主賓からの祝辞と乾杯の挨拶があり、お食事がスタートします。
この歓談時間に両家の両親に出てきていただきプロフィール紹介を行います。
食事が出る前に行うと、どうしても緊張感が出てしまいますが、乾杯の挨拶の後だとゲストも食事を召し上がりながら楽しく話を聞くことができるので、親御さまものびのびと話しをすることができます。
一般的なプロフィール紹介の内容
これをベースに構成を組み立てよう
まず、一般的なプロフィール紹介の内容ですが、
- 幼少期の頃の新郎新婦の特徴
- 学生時代の思い出・頑張ったこと
- 現在勤めている会社・仕事内容
- 2人の馴れ初め
このような内容が一般的になります。
これをもとに親御さまが新郎新婦さまのプロフィール文を作っていくと、作成しやすくなります。
両親がプロフィール紹介を行う場合の内容
両親しか知らない新郎新婦のエピソードを盛り込んで
両親がプロフィール紹介を行うことのメリットは何と言っても両親しか知らない新郎新婦さまのエピソードを聞けることです。
エピソードを入れる場合、新郎新婦さまも小さすぎて覚えていないような、
『毎日夜泣きが大変だった』
『生まれた時は未熟児で心配だった』
というような、両親にしか分からないエピソードを入れることをおすすめします。
ゲストの友人や親族も知らないような面白い話や感動の話など、両親からの目線で話すことで会場が一気にアットホームな雰囲気に包まれます。
また、新郎新婦さまも結婚式で初めて聞く両親からのエピソードに感慨深いものがあるのではないでしょうか。
学生時代から馴れ初めまでの紹介内容
両親ならではの視点を取り入れて
幼少期のころの新郎新婦さまのことは親御さまが誰よりも知っているかと思いますが、学生時代や、社会人、2人の馴れ初めとなると少し考えるのが難しいと感じるかもしれません。
しかし、これも詳しい詳細を話すよりも、あくまで親御さまの目線で話す方がゲストの興味を引くことができます。
『学生時代はバスケに打ち込んで毎日遅くまで練習をしていた』
『学生時代は勉強はできなかったけど、友達には恵まれて楽しく過ごしていた』
(勉強ができなかったは決して司会者さんは言ってくれません笑)
『会社勤めをしてから急に大人になった感じがした』
『初任給で家族を焼肉に連れて行ってくれた』
(親御さまから見た印象やエピソードを盛り込むと◎)
『新郎〇〇さんと出会ってから新婦〇〇は料理の勉強を始めた』
『結婚の話を聞いた時は家族みんな泣いて喜んだ』
(これからの2人に対する応援メッセージを入れてもOK)
このように文章を作っていくと、会場にいる全員が楽しめるプロフィール紹介を行うことができます。
結婚式の【プロフィール紹介】両親からの紹介で披露宴を3倍楽しくする方法まとめ
披露宴を楽しく、そして感動的に演出
いかがでしたでしょうか。
披露宴では、新郎新婦さまから両親に向けた言葉や手紙はあっても、両親から新郎新婦さまにメッセージを送ることはあまりありません。
せっかくの結婚式。
結婚式でしか両親に聞くことができない話はたくさんあります。
プロフィール紹介の場を使って新郎新婦さまへの思いを話てもらってはいかがでしょうか。
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