結婚式では、ゲストに『妊婦さんのゲスト』がいる場合も少なくないですよね。
実際に、ウェディングプランナーとして結婚式を担当している時も、1日に必ず1人は妊婦さんがいたように思います。
そこで今回は、ゲストに妊婦さんがいる時に抑えておきたい5つの心遣いをご紹介していきます。
その5つがこちら、
- 料理の変更
- アルコールの変更
- ひざ掛けの用意
- 席の配置
- 休憩室の確保
どれも簡単に行えるけど、妊婦さんにとっては嬉しい心遣いになるのでぜひ、結婚式に取り入れてみてください。
妊婦さんへの心遣い①料理の変更
妊婦さん対応のメニューへ
まず最初にご紹介をするのは、『料理の変更』です。
妊婦さんは、生物の食材を避けられたり、カフェインを控えている方も多くいます。
結婚式のコース料理では、前菜にカルパッチョやお刺身などの生物が使われているケースが非常に多くなります。
そのため、変更をせずにそのままお出ししてしまうと、残されてしまう方や、同じテーブル内の方に食べてもらうという方も多くいらっしゃいます。
妊婦さんには、加熱した前菜を用意しておくことで、他のゲストと同じようにコース料理を楽しんでもらうことができます。
また、デザートと一緒にお出しするコーヒーもノンカフェインのものに変更しておきましょう。
ただ、中には少量のカフェインであれば飲まれる妊婦さんもいらっしゃるので、普段から少量のカフェインをとっている方には、聞いてみるのも心遣いになります。
妊婦さんへの心遣い②アルコールの変更
乾杯はノンアルコールで
続いてご紹介をするのは、『アルコール』について
披露宴中の飲み物に関しては、フリードリンクの場合が多いので、基本的には本人が飲みたいものをオーダーしますが、乾杯のドリンクは全員アルコールになります。
そのため、乾杯のドリンクはノンアルコールのものに変更しておくことが必要になります。
乾杯のノンアルコールで人気なのは、ペリエやジンジャエールの炭酸飲料があります。
炭酸飲料であれば、他のゲストと同じようにシャンパングラスに入れても違和感がないので妊婦さんも雰囲気を楽しむことができます。
また、ペリエなどの炭酸水は糖分もないのでオススメです。
妊婦さんへの心遣い③ひざ掛けの用意
身体への心遣い
妊婦さんの身体を気遣う上ではひざ掛けやクッションのアイテムも役に立ちます。
冬場はもちろん、夏場は冷房がかかっているので身体を冷やさないためにも1年中使うものになります。
また、長時間イスに座るため、クッションもあると腰の負担の軽減になります。
ひざ掛けやクッションに関しては、式場側で貸し出しをしているところも多いので、一度確認をしてみてください。
長時間の披露宴も楽しんでもらえるようケアしていきましょう。
妊婦さんへの心遣い④席の配置
座席での心遣い
妊婦さんは、お手洗いが近くなるので席を立つ機会も増えます。
そのため、座席の配慮があるととても親切です。
どうしても、真ん中の席になると席を立つのが目立ってしまい、お手洗いに行くのを躊躇される方もいらっしゃいます。
そこで、妊婦さんのいるテーブルはなるべく端や、出入り口に近い席にしてあげると、席を立ちやすくなります。
また、どうしても席の配置が真ん中になってしまう場合でも、そのテーブルの中で下座側に席を用意してあげると妊婦さんの負担が軽減されます。
披露宴会場は、それぞれ入口や作りが異なるので、式場スタッフと相談し、席の配置決めを行なってみてください。
妊婦さんへの心遣い⑤休憩室の確保
緊急に備えて休める場所を用意
最後にご紹介をするのは、休憩室の確保です。
まだ、つわりなどがある場合、休憩できる部屋があると、妊婦さんも安心して結婚式に参加することができます。
また、披露宴が始まってしまうと、体調が悪くなってもなかなか言い出しにくくなってしまいます。
体調が悪くなっても、部屋の確保を事前にしていないと、部屋の確保ができなかったり、時間もかかってしまいます。
披露宴の演出中などになると、スタッフもつかまりにくくなるので、妊婦さんのゲストには、事前に休憩部屋を案内し、何かあった時はすぐに行けるように体制を整えておきましょう。
妊婦ゲストに喜ばれる【結婚式での5つの心遣い】とは?まとめ
万全体制で結婚式を心置きなく楽しもう
いかがでしたでしょうか。
妊婦さんゲストへの心遣いは当人だけではなく、自分が結婚式を存分に楽しむためにも配慮があると心置きなく楽しむことができます。
事前の心遣いで、全員で結婚式を楽しんでいきましょう。
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