結婚式では、持ち込みのアイテムがとても多くなります。
しかし、この持ち込み品の確認はただ式場に預けるだけでは当日に予想外のハプニングが起きてしまうケースもあります。
今回は、そんな予想外のハプニングを防ぐために、持ち込み品の確認で注意するポイントと式場側に伝えるべき内容をご紹介していきます。
注意する持ち込みアイテムは7つ、
- ウェルカムボード
- 演出ムービー
- プチギフト
- お母様の着物
- リングピロー
- 二次会衣装
- お花関係
これらの持ち込みアイテムが1つでもある方は、ぜひ最後まで読んでいただき安心して結婚式当日を迎えていきましょう!
式場での持ち込み確認①ウェルカムボード
受付グッズの持ち込みで伝えること
ウェルカムボードや受付グッズのお持ち込みをされる新郎新婦さまはとても多いですが、ウェルカムボードや受付グッズは飾り方の指定などもしっかり伝えておくようにしましょう。
受付グッズは飾り方で雰囲気がだいぶ変わります。
かわいいグッズも飾り方を間違えてしまうと、見え方が変わってしまい可愛さが半減してしまいます。
受付スペースは、ゲストも必ず写真を撮る場所なので飾り方にもこだわって置くようにしましょう。
事前にお家で並べて写真を撮り、式場のスタッフさんへお伝えすると当日バタバタすることなく受付時間を迎えることができます。
式場での持ち込み確認②演出ムービー
映るかの事前チェックを行ってから持ち込みをしよう
演出ムービーを手作りして持ち込む方が増えてきましたが、1番多い危険パターンが式場のスクリーンで上映できないという事態です。
パソコンでは流れたのに、いざ式場へ持ってくるとソフト変換されておらず流れないということが実際に何度もありました。
その場合、もう一度焼き直して再び持ち込みをしなくてはいけないため、かなりの手間になります。
式場への荷物の持ち込みが大体1週間前になるので、そこからまた作業をして式場に持っていくとなるとなかなか難しいですよね。
持ち込みで演出ムービーを作る場合は必ずパソコンではなくお家にあるDVDデッキで流れるかを確認するようにしましょう。
また、ブルーレイ対応か、スクリーンの画面比率は16:9なのか4:3なのかもしっかり確認をしてから作るようにしていきましょう。
式場での持ち込み確認③プチギフト
プチギフトの持ち込みで注意すべきこと
プチギフトをお持ち込む場合に気をつけたいことは保存方法です。
プチギフトが食べ物の場合はしっかりと式場スタッフに伝え、涼しい場所に保管をお願いしましょう。
冷蔵ものではなくても、ラムネやフリスク、飴、チョコレートなどは室内の温度でとけてくっつきやすくなるので保管場所の注意が必要です。
また、冷蔵品のプチギフトの場合は式場側で事前に預かれないケースが多いので持ち込む前に必ず確認を行っていきましょう。
割れ物のプチギフトの場合も扱いに注意をお願いしましょう。
式場での持ち込み確認④お母様の着物
着物で1番多い忘れ物
お母様や親族の着付けを式場で依頼し、着物を持ち込む場合、着物も事前に持ち込みをして中身に足りない小物がないかを確認してもらいましょう。
着物の持ち込みで1番多い忘れ物が『比翼』です。
比翼とは?
比翼とは、着物の下に着る白羽二重の下着のことで、昔は着物の下に重ねて着ていましたが、最近の着物は『比翼仕立て』といって袖口や衿、裾に白い布が重ねて作ってあるものがほとんどです。
ただ、昔の着物だと比翼仕立てになっていないものが多いのでその場合、必ず白羽二重の下着が必要になります。
白羽二重の下着は長襦袢と勘違いされている方が多いですが全くの別物で、どちらも必要になります。
1週間前に比翼が無いことが分かると、比翼を着物に縫い付けたり、新たにレンタルし直さないといけなくなるため、手間もお金もかかってしまいます。
必ず1週以上前に着物の比翼のチェックをしてから持ち込むようにしましょう。
式場での持ち込み確認⑤リングピロー
指輪の置く位置に注意
リングピローも持ち込み品で多いアイテムになりますが、最近では手作り品もかなり増えてきており、オシャレなリングピローが多くあります。
そのため、指輪の置く位置が分かりにくいリングピローも増えてきているので、置く位置をきちんと伝えることが重要になります。
わたし自身もリングピローを預かった際に、どこに指輪を乗せるのか全く分からないリングピローもありました。
中には、ピカチュウの人形が乗ったリングピローでどこに指輪を乗せるのかと思ったらピカチュウの耳だったということもありました(°▽°)
自分では分かっているつもりでも、式場側が分からずに違う場所に指輪を置いてしまう可能性もあるので、指輪の乗せる位置を伝えるようにしてみてください。
式場での持ち込み確認⑥二次会衣裳
衣類系の持ち込みで気をつけたいこと
結婚式が終わった後にそのまま二次会に参加される方も多いため、二次会用の衣裳を持ち込みする新郎新婦さまもいらっしゃいます。
持ち込みをする際に、かさばるため袋に詰めて持ってこられる方が多いのですが、渡す際に必ずハンガーにかけて吊るして置いてもらうように伝えておきましょう。
自分では、吊るしてもらえるだろうと思っていても、袋のまま控え室に入れてしまうこともあります。
当日に気がついても、すでにシワになったものは伸ばせないため、必ずハンガーを持参して二次会衣裳を吊るして保管してもらうように伝えましょう。
できれば、二次会衣裳はハンガー付のドレス袋に入れて持ってきてもらえると保管しやすく式場側も助かります。
式場での持ち込み確認⑦お花関係
ブーケやフラワーシャワーの持ち込み
ブーケを手作りされる方や知り合いに頼んで作ってもらう方もいますが、生花の持ち込みは基本当日になります。
涼しい時期になると、前日に持ってこらてる方や、冷蔵庫に入れて置いて欲しいと言われる方もいらっしゃるのですがブーケなどを保管できる冷蔵庫を持っていない式場も多くあります。
また、お花が枯れてしまった場合の責任がとれないので事前の持ち込みを断られるケースが多くなります。
生花を持ち込む場合は、事前に式場側に前日預かりができるかを確認しておきましょう。
持ち込みアイテムは【式場側への伝達】が重要!伝えておきたい内容とはまとめ
持ち込み品の確認で当日を安心してむかえよう
いかがでしたでしょうか。
持ち込み品はただ渡せばいいと思っている方が多いかもしれませんが、しっかりと内容を伝えることで当日にバタバタすることを防げます。
結婚式当日を笑顔で余裕をもって過ごすために事前確認をしっかりと行っていきましょう。
プレ花嫁専用ブログ
ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは12年間ウェディングプランーをしていた経験を活かして、結婚式を控える花嫁さんや結婚式の準備中の花嫁さんに役立つアイディアや、現場にいたからこそ伝えられる結婚式を挙げる上でのポイントなどを書いています。
お役に立てる記事があるかと思いますので、ぜひ下記の関連記事もご覧ください。
コメント